kino's blog

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「PAN」を見ました!ついでに日本の映画関係者は残念すぎる件。

妖精王PANの爆誕物語

映画に胸を躍らせたのはいつ位だろう?

この物語は一般人ピーターが妖精王「ピーターパン」になるための爆誕物語。
これは映画館で見るべき映画なのだと思います。

 

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知識を入れなければもっと面白い

ボクはこの映画に関して全く知識を入れずに見に行ったのだけれど、
この映画に関してはその方が正解。
元々の物語を知っているからこその、

どうなってそうなっていくのかなって想像力をかきたたせる事が出来るから。
なので、パンフレットもホームページも見ないほうが良い。
けれど、今の時代それは難しいのかなっても思うけれど(苦笑。
この作品に関する感想は面白かったの一言に尽きます。
また、ピーター役のリーヴァイミラー、超かっこいいです!!

 

共感性のマーケティング

さて、ピーターパンって作品は皆が知っている作品が故に映像化は出来ても、ありのままのではなく新編を作るのは凄く難しいと思う。そこには共感性を持たせなくてはならない。その共感性のマーケティングが出来てるからいい作品が生まれる。

例えば、「アナと雪の女王」だと愛する人とキスをしないと心が凍ってしまうと訴えるアナに偽王子がキスをしそうになるシーン。
元々のシナリオは王子はキスをするのだが、何も起こらない。王子は愛していなかったって事がわかってしまう。そういうシーンだったそうだが、女性陣に聞くと「違う違う、そうじゃそうじゃない」といったかどうかは知らないが「酷い男はキスをせずに後ずさりするものだと」それを採用。実際の反応は若い女性は「彼はパーフェクトだったのに!」と、年配の女性は「完璧な男なんてそんなものよ」っていう反応。つまり共感を得ることに成功している。

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そう考えると日本の作品、監督さんは自分の。ってのかな。例えばるろうに剣心だと「志々雄真実コスプレ軍団」あれを出された時、「また俺の作品かよ」って思ってしまう。志々雄真実の性格から真っ先にぶった切りそうだけれど。

その作品を作る時、自分の考えを取り入れる場合は皆の共感性がなければ駄作が産まれるばかりだと思うんだよなー。その点でおかしくありませんか?ってマーケティングは必要だと思うんだけれど。俺の作品すげーだろっての、ねぇ…。
元々の作品を作る場合は嬉しい裏切りと、昂揚感が欲しいなって思う限りです
日本の関係者は第三者の意見をもっと聞くべきかなーと思うのです。

 

4DXについて

ボクはこの作品を4DXで見たんだけれど、まず、高い。
映画、1800円。
3D、400円。
4dX、1000円。
計、3200円。
どこのUSJだよって思ってしまう。

それでも、狂ったマッサージ機のように荒ぶる椅子。
水たまりのシーンでかかる水しぶき。
暗いシーンから光のシーンに移動するときに徐々に明るくなる映画館。
クライマックスで吹き出すシャボン玉。
さまざまな仕掛けが体感出来ます。
個人的には椅子が熱くなったりとか、どうせなら映画館ごと動かしてくんないかなって、そしたら海賊船も更に海賊船できるんじゃね?と。1000円も取るならそれ位アイディア出そうよ。
後、字幕変更が出来る眼鏡とかそろそろ出来ないかなって思うんだけれど。

 

しまいに。

最後に、映画の予告「母を訪ねて辿り着いたのは」って。
連れ去られたんだよ、ド阿呆ぅ。

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